コミュニティ・ガバナンスや各種DeFiを利用する際、得られる報酬(いわゆる利息)の表示でAPRとかAPYとか異なった用語が使われています。同じようなものだろうとスルーしがちですが、この2つには大きな違いがあります。
APRとはAnnual Percentage Rate(年換算利回り)の略語で、 名目金利と言われる時もあり、複利を考慮に入れる前の年間収益率(%)になります。
一方のAPYは年間利回り(Annual Percentage Yield)で、複利を考慮した場合の年間収益率(%)です。
複利とは要するに元本に利息を足して運用していくものですので、利益が利益を生む仕組みです。中長期的に見るととんでもなく大きな差を生みますので、この2つの違いはよく頭に入れておきましょう。