
アルゴランドには大きく分けて2種類の資産(アセット)があります。言わずとしれたネイティブトークン「ALGO」と、アルゴランド上で発行されたトークンの総称である「ASA:アルゴランド標準アセット」です。ASASには例えばYieldlyのYLDYやOpulousのOPULなどがづく稀ます。ASAは誰でも自由に発行できますが、その中でもウォレットなどで「検証マーク」がついているものとないものがあります。
この「検証マーク」は以下の異なる2者によって別々に付与されています。
- AlgoExplorerの検証マークはRand Labsによって付与。
- Algorand Walletの検証マークはAlgorand LLCによって付与。
Algoexplorerは、ASAを作成したアカウントの所有権を検証します。検証は、ASAが指定されたURLを所有しており、他の人の著作権を侵害していないことを証明する役割を果たします。逆に言えば、現在はそれだけしか検証していません。ASAがパスした様々なレベルの検証をユーザーが理解しやすいように、新しい評価システムを近日中に導入する予定です。
Algorand Walletは、ASAを作成したプロジェクトを検証します。これはAlgorandoと密にコミュニケーションを取る必要があります。
注:Tinymanはいかなるアセットも「検証」せず、検証プロセスにおいていかなる役割も果たしません。Tinymanは、検証情報をAlgorand Walletから引き出すだけです。
AlgoExplorerの場合、トークン発行者は検証プロセスのために以下の情報を提供する必要があります。
- トークン概要
- アセットID
- ロゴマーク
Algorand Walletの場合、トークン発行者はAlgorando LLCとやり取りする必要があります。
いずれにしても、検証マークが付与されている=100%安全というわけではありません。しっかりと自分自身でリサーチを行いましょう。